先日佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社を訪れました。
思ったより敷地が広大で建物が綺麗です!
橋から本殿
色とりどりな社殿は大陸風の趣です。
さすが大陸との交易が盛んだった肥前の国といったところでしょうか。

祐徳稲荷は、九州では福岡の太宰府天満宮に次いで参詣者数がトップクラスの神社です。
肥前鹿島藩主・鍋島直朝の夫人萬子媛が二人の子を亡くしたのを機に
神仏に仕えるようになりました。
断食の行を積み国の安泰を祈願しながら命を全うし、
それ以来萬媛命として石壁社にお祀りされているそうです。

祐徳稲荷には石壁社以外にも複数の社が築かれ、
さながら神様のアパートのような形となっています。

杏葉紋

鍋島氏の杏葉紋があちらこちらに

本殿から見下ろす景色も綺麗ですね。
紅葉の時期になると向こうの山まで赤く染まるのでしょうか。
本殿から見下ろす
稲荷神社の代名詞ともいえる赤鳥居のトンネルの先には
神の使いである白狐「命婦大神」が祀られた命婦社があります。

赤鳥居 白狐像

頂上には奥の院があるのですが、
今回は時間の関係で訪れる事がかないませんでした。
現在本殿へのエレベーターが建設中なので、
次の機会には奥の院まで参拝できればと思います(笑)

それでは今日はこの辺で。