こんにちは、最近この手の記事が多いです。
今更ながら、筆者は(ニワカですが)城好きです。
ちなみに一番好きな城は愛知県の犬山城です。
ですが今回の主役は熊本城!
先日姫路城に来場者数一位の座を奪われましたが、
あちらが”白すぎ城”ならこちらは”黒すぎ城”。
傍にあるイチョウの木から別名”銀杏城”と呼ばれる堅城です。
この城を建てたのは虎狩りの逸話で有名な加藤清正という武将です。
(福岡県民としてはその虎狩りの話は福岡藩黒田家の逸話をもじったものだと主張したい…(笑)
石垣の高さは一番高い場所でなんと20m!マンションでいうと7階くらいの高さです。
しかも高い部分に行くほど傾斜は垂直に近くなります。これは敵が登りづらくするための工夫です。
重機がある現代ならいざ知らず、石の加工から積み上げるまで手作業なのだから驚きです。
これだけならば他のお城とそう変わらないのですが、
熊本城の面白いところはサービス精神旺盛なところにあります。
一度入口で入場料500円を支払うと中にあるほとんどの建物に無料で入れます。
城外の美術館などに行った後でも再入場できます。
熊本城専属の武将隊の方々が毎日開門の8:30からお出迎えしてくださいます。
この日はほぼ全員お揃いでした。
熊本城についての話以外にも福岡の武将の方は福岡の各史跡についてお話をしていただけます。
12:30と14:30には曲に合わせて踊りと殺陣を披露する演舞もあります。
そして近年完成したばかりの復元・本丸御殿。
中は当時の殿様の広間などをそっくり再現してありますが、撮影可となっています。
天井の絵は方角ごとに春夏秋冬の花を描き分けているそうです。
そして大台所では当時の食事を再現した「本丸御膳」がいただけます。
器も美しい。そして味も美味です。
醤油の普及以前に使用されていた「煎酒」という調味料、
大根と葛を練って作ったもちのようなお料理、今と少し形の違う熊本名物のいきなり団子。
新しい発見と現代にも通用するヘルシーな品目に舌を巻きます。
他にも見所はたくさんなのですが…
実際にお目にかけて頂きたいのでこの辺で(笑)
ご覧いただきありがとうございました。