季節の変わり目のせいでしょうか、晴れる日が少ない日々が続いています。

就労継続支援A型事業所 シェアスマイルでは、
来年の販売会に向けて出品する商品を順調に制作しています。

現在、新商品である入浴剤の作業を進めています。

入浴剤制作

入浴剤制作

制作手順

  1. 購入した生地を既定のサイズに裁断
  2. ハーブを入れる個所以外をミシンで縫合
  3. ハーブのグラム数を図り、縫合した袋に入れる
  4. 再度、ミシンで縫合。周りを綺麗に整える
  5. 入浴剤の完成

大まかにはそのような手順を踏んでいます。

しかし、乾燥したハーブの見えない粉が部屋中に飛び交うので、せき込む方がちらほら・・・
部屋の窓を開けて作業するには、季節的にも寒く、風が吹けば飛んで行ってしまいます。
制作するのもなかなか大変です。

入浴剤制作を決めた当初、ハーブの種類が多くありどれを入浴剤として使用するか
沢山の候補が出ている状態でした。

どのハーブも魅力的な為、「ハーブとハーブを混合してはどうか?」という案も出ました。
検討した結果、最終的には今回販売する予定の6種類を制作することに決めました。

中にいれるハーブの量も一般的な家庭で使用されている湯船に入る水の量を調べ、
適量のグラム数を決めました。

使用されている生地は、芯地(洋服の外部から見えない個所に使用されている固めの生地)
を使用しています。

芯地の中でも沢山の種類があり、数点候補として挙がっていましたが

  • 生地の網目の隙間の間隔が良く、ハーブがほのかに見える
  • 水につけると柔らかく、手触りが良い

以上の点が評価を受け、現在の生地に決定しました。

一つの商品を生み出すのも、沢山の知恵と努力で制作されています。
今後もその努力を怠らず、沢山の方々に喜んで頂ける製品を作って行きたいと思います。